分圧抵抗の計算方法
分圧回路の式
2本の抵抗 R1(上側)と R2(下側)を直列につなぎ、その接続点から電圧を取り出すのが分圧回路です。出力電圧は Vout = Vin × R2 / (R1 + R2) で求まります。
E系列の中から組み合わせを探す
実際に入手できる抵抗は E系列と呼ばれる飛び飛びの値しかないため、式から逆算した値がそのまま使えるとは限りません。このツールは選んだ系列と探索レンジ(10^n Ω)の範囲にあるすべての R1・R2 の組み合わせを調べ、目標電圧との誤差が小さい順に上位10件を表示します。
誤差を考慮した min/typ/max
抵抗には ±1% や ±5% などの許容差があります。出力電圧が最も低くなるのは Vin と R2 が下限・R1 が上限のとき、最も高くなるのはその逆のときです。このワーストケースを min/max として表示するので、電源電圧の変動も含めた出力の範囲を確認できます。
抵抗値の大きさの目安
抵抗値を小さくすると分圧回路に流れる電流と消費電力が増えます。大きくすると出力インピーダンスが上がり、後段の入力電流やノイズの影響を受けやすくなります。マイコンの ADC 入力につなぐ場合は、データシートに書かれた推奨の信号源インピーダンスも確認してください。